2019年12月
東京メトロ6122F
亀有にて2017年2月撮影。LEDが切れていますが取手行です。
代々木上原にて2016年10月撮影。
1981年より製造された6122F以降のグループ(4次車)は、低騒音CPの採用・側窓の1枚下降窓化・冷房準備工事施工・それに伴うラインフローファンの設置・特徴的だったキノコ形貫通路をやめ通常の狭幅貫通扉付とするなど、それまでの編成と比べて大幅な設計変更・刷新を受けています。ドアエンジンも所謂「爆弾ドア」と呼ばれる開閉時に大きな音を立てる物が採用される等、随所に半蔵門線用8000系の影響が見られます。
登戸にて2016年3月撮影。
2003年以降は4次車以降にもB修繕工事が行われ、VVVFインバータ制御化・主電動機出力向上に伴うMc6000の電装解除・内装更新・冷房装置交換・ドア交換などより大規模なものとなり新車にも劣らない設備となりました。6122Fを最後にこの修繕工事は終了となっています。6122Fは三菱製2レベルIGBT-VVVF装置を搭載しました。
喜多見にて2016年4月撮影。短期間のみ見られた6000系による多摩線直通急行です。
しかし比較的近年に更新されたこのグループも16000系による代替対象となり、6122Fも2018年1月に運行を終了し現在はインドネシアで活躍中です。
早いもので5300形もラストナンバーとなりました。
東京都交通局5327編成
四ツ木にて2018年6月撮影。
京成高砂にて2018年6月撮影。
5300形の最終増備車として1997年に製造されたこの編成は、都営車による京急線内での120km/h運転を想定し主電動機出力を165kw→180kwに向上させる等の改良が行われていますが、都営車による120km/h運転は取りやめとなり他社と共通で運行される事となりました。
糀谷にて2018年6月撮影。
そして2019年7月に廃車となり、とうとう最後までその性能を発揮する事はありませんでした。
糀谷にて2018年6月撮影。
東京メトロ01系・6000系や都営10-000形といい、最終改良が施された最終増備編成は結果的に異端編成となり
早期に淘汰される傾向が強いようです。この編成も実働21年余りで廃車・解体となりました。
編成篇は完了したので次回は細部編をお送りしたいと思います。
東京メトロ6120F
亀有にて2013年3月撮影。三菱製3レベルIGBT-VVVF装置を搭載しました。現在はインドネシアで活躍中です。
和泉多摩川にて2015年12月撮影。
音鉄草創期の頃に乗った編成で、聞きなれない三菱製3レベルIGBTの音に惚れ込んだものでした。
もうこの音が国内では聞けないという実感が未だに湧きませんね。
製造は昭和52(1977)年川崎重工製です。
1970-72年に製造された02-19編成から少々間をおいて、代々木上原までの延伸と小田急乗り入れ開始に伴い製造されたグループとなります。
京成高砂にて2018年6月撮影。2019年1月に廃車となっています。
四ツ木にて2018年6月撮影
白い悪魔を追う一日~その1(高砂篇1)
白い悪魔を追う一日~その2(高砂篇2)
白い悪魔を追う一日~その3(高砂篇3)
白い悪魔を追う一日~その5(四ツ木篇1)
白い悪魔を追う一日~その6(四ツ木篇2
生麦にて2014年5月撮影
日中の下りエアポート急行に充当される姿。
Name:気まぐれRAILROAD
名状しがたき横浜のような所に生息する人。写真撮ったり模型やったりしている。たまに名鉄車両を大量投下するので横浜市民で或る事を疑われている模様。